全国の受験フードマイスター(*)が「体験談とおすすめレシピ」を紹介するシリーズです。 今回は、高橋道子さんです。
3人年子の息子を医系大学合格に導いた食事サポートをしてきた中で、意識したのは血糖値を急上昇させない食事です。
脳を活性化するエネルギー源は「糖質」です。しかし糖質単体で摂ると血糖スパイクが起こり、食後眠くなり、体がだるく集中力低下に陥ります。
食事を作る時は、糖質+肉や野菜をバランスよく摂れるような工夫をしていました。
そして糖質をエネルギー源にするビタミンB1を一緒に摂ることもポイントです。
例えば、おにぎりなら鮭やツナ、卵、パンなら鶏肉や卵、ツナ、レタスを入れたサンドイッチ、麺なら肉や卵などたんぱく質や野菜の具材が入ったものを作ります。
肉だけではなく、脳の神経伝達物質が摂れるサバやサンマに含まれるDHA、脳のめぐりを良くする鉄分などのミネラルも意識して取り入れていました。
成長期でもある中学受験は、脳とカラダの成長にも心がけて食事を作ることが大事です。
体を作るたんぱく質と骨を作るビタミンミネラルは意識して摂りたい栄養素です。
☆☆筋肉と骨を作る朝食や補食におすすめメニュー☆☆
▼海苔しらすチーズトースト
〈材料 1人分〉
・パン(6枚切り)・・・・・1枚
・しらす干し(釜揚げ)・・・10g
・マヨネーズ・・・・・・・・大さじ1
・焼きのり・・・・・・・・・1/2枚
・溶けるチーズ・・・・・・・適量
〈作り方〉
①食パンにマヨネーズ、ちぎったのり、しらす、チーズの順番にのせる。
②オーブントースターでチーズが溶けるまでこんがり焼く。
Point
アレンジとしてミニトマトやキャベツ、ゆで卵など加えても美味しいです。
*受験フードマイスターとは、毎日の食事を通じて受験生をサポートし、受験当日に最高のパフォーマンスを発揮するためのコンディション作りを学んだスペシャリストです。お子さんの年齢や試験当日までの期間に合わせ、食事で気をつけるべき点を学び、受験生の心と身体の健康を食で応援することをめざします。(受験フードマイスター協会認定資格)
PROFILE | 高橋道子(たかはし・みちこ) |
北海道在住 |